日本橋浜町にジェイエムウエストンのアトリエがオープン

下町情緒と洗練された都市機能が美しく調和する日本橋浜町に、J.M. WESTON ATELIERが新たに扉を開きました。東京都中央区の東端に位置し隅田川に近接する、江東区との区境にあたるこのエリア。地元密着型の個人商店や老舗店舗が散見される路地に佇むこのアトリエ・ブティックには、ミラノのブレラ地区やパリのサン=ジェルマン=デ=プレを歩いていて、裏通りの角で思いがけず好みの店と出会うような、あの発見の喜びに近いものを感じます。

10月30日、本格オープンに先駆け開催されたオープニングイベントに伺ってきました。

旧印刷工場をリノベーションし、リモージュの工場に着想を得たという新アトリエ・ブティック。「WESTON VINTAGE」や限定モデルの販売のほか、ディレクターのオリヴィエ・サイヤールによるキュレーションの展示や書籍、スペシャルリペアサービス、イベント開催など、ここでのみ体験可能なコンテンツを展開。これは世界初のコンセプトだそうです。

併設するカフェでは、「Café Lisette」、「FLAVÉDO」、「TEATON」などのメニューをプロデュースし、菓子教室「ツルミ製菓」を主宰する鶴見 昂氏のプロデュースによるローファー型ビスケットも販売予定とのこと。

右は私物のJ.M. WESTONのブーツ(自宅で撮影)。ミッシェル・ペリーがクリエイティブディレクターだった頃(2001~2017年)に購入したものです。出張先のパリで「いい靴ですね!」と見知らぬフランス人から褒められた思い出があります。今後のリペアは日本橋浜町のアトリエへお願いしようと思います。

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